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舞鶴・松尾寺の仏舞。
舞鶴市内の青葉山の中腹にあるお寺、松尾寺での年に一度のお祭り「仏舞」に行ってきました。

西国霊場29番札所の松尾寺は、観音菩薩としては珍しい「馬頭観音」が本尊というのが特徴です。

そこで毎年旧暦の卯月8日に行われる「仏舞」は、約600年前から続く伝統行事。
大日如来、釈迦如来、阿弥陀如来の三像の光背と面を着けた6人の舞人が、雅楽の「越天楽」の譜に合わせて舞うもので、花祭りの奉納としてこの時期に行われているそうです。

いまは松尾寺周辺に住む、松尾寺仏舞保存会の方たちが雅楽の演奏と舞を行います。
なんでも女人禁制で、越天楽もこの地域では口頭で伝えられるという特徴あるもの。
代々口伝の雅楽演奏というのは興味津々。ここでこそ残されているものです。

松尾寺の門前下からの写真。今日は好天にも恵まれました。
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雅楽を演奏する方々が演奏しながら入場します。太鼓や篳篥(ひちりき)の音が印象的。
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仏舞の様子。本堂の中で演奏と舞が行われます。
写真右手奥に面をかぶった舞人が見えます。
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お昼12時すぎから、40分ぐらい、演奏と舞が繰り広げられました。
by maizuru-rb | 2011-05-08 16:32 | 見所&お店紹介
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